マウスピース矯正の種類について

「アナログ式」と「デジタル式」の2種類に分類されます

マウスピース矯正とは、透明で目立ちにくいマウスピースを一定時間装着し、歯を動かして歯並びを矯正する歯列矯正の方法です。従来の金属製のワイヤーとブラケットを歯の表面にとりつけるワイヤー矯正と比べて目立ちにくい、というメリットがあります。また、マウスピース矯正は患者さんが自分自身でいつでも自由にとりはずすことが可能です。
マウスピース矯正は各社様々な製品を販売しています。たくさんのマウスピース矯正の種類がありますが、分類としてはアナログ式とデジタル式の2種類に大きく分けることができます。アナログ式のマウスピース矯正は型取りをステージごとに行う必要がありますが、デジタル式はアプリケーションソフトによって緻密に計算されたマウスピースを使うため、型取りは原則として初回の1回のみでOKです。

デジタル式マウスピース矯正のメリット

アナログ式とデジタル式、2種類に分けられるマウスピース矯正。マウスピース矯正はアナログ式とデジタル式では治療にかかる手間と時間が大幅に異なってきます。アナログ式は従来の方法であり、矯正のステージが進むごとにその都度新しくマウスピースの型取りを行う必要があります。デジタル式は種類にもよりますが、患者さんのあごの形や歯並びの画像をスマートフォンで撮影し、その画像をアプリケーションソフトを使って瞬時に解析、矯正が可能かどうかを判別します。
また、デジタル矯正ではアナログ式で必要だったステージごとの型取りが不要で型取りは原則として初回の1回のみで済みます。ステージごとに変えるマウスピースもデジタルの緻密な計算によってあらかじめ用意されているため、毎回の型取りを行う必要がなく、治療にかかる手間と時間を大幅に節約できる、というメリットがあります。

アナログ式がかならずしもダメな訳ではありません

ステージごとの型取りが不要で初診時の矯正診断も迅速なデジタル式のマウスピース矯正ですが、メリットが多いデジタル式のマウスピース矯正がすべての面ですぐれていて、すべての面でアナログ式のマウスピース矯正が劣っている、ということはありません。アナログ式も術者である歯科医師の技術が高ければデジタル式に劣らない良質の矯正治療を提供することが可能です。
マウスピース矯正を受ける際にはそのクリニックがどのような種類のマウスピース矯正を行っているのかを事前に確認しておくことをおすすめします。マウスピース矯正にはアナログ式とデジタル式をミックスしたものもあるため、詳細を知りたい場合にはあらかじめクリニックのホームページを見てその歯科医院が取り扱っているマウスピース矯正の詳細についてよく見極めておくようにしましょう。

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