内科で行われる検査
血液検査
健康な体を維持するためには、現在の体の状態をしっかり把握しておくことが大切です。
内科では様々な検査が行われていますので、健康に不安を感じる場合は早めに検査を受けてみましょう。
医療機関では多くの検査が行われていますが、欠かすことのできない検査としては血液検査があげられるのではないでしょうか。
患者から血液を採取し、それを分析していきますがこの検査では血糖値やコレステロール値、貧血の有無、肝機能など様々な情報が確認されます。
数値に問題がない場合はとりあえず安心と言えますが、コレステロール値の数値や血糖値の数値の上昇など異常が見られた場合は病気に発展させないためにも食事や運動などの生活指導が行われます。
尿や腎臓機能の検査
内科で良く実施されている検査に尿や腎臓の検査もあげられます。
患者から採取された尿からも様々な情報を得ることができますが、たんぱくが下りているときも注意が必要です。
通常では尿にはたんぱくはほとんど排出されませんが、腎臓機能に障害があるときなどに検出されることがあります。
さらに尿潜血検査も行われ、潜血が確認された場合は結石や尿路系の炎症、腎臓や血液の病気が考えられます。
たんぱくや潜血が見られた場合も特に体に異常を感じていない場合もありますが、放置せずに引き続いて検査や治療を続けていきましょう。
この他では腎臓機能の検査としては血清クレアチニンなどの検査などの検査もあります。
血圧の測定
血圧の測定は医療機関で良く行われているもので、家庭用の機器を購入すれば自宅でもいつでも好きなタイミングで血圧を測ることができます。
検査も特に簡単で、すぐに数値がわかるのもこの検査の特徴です。
血圧が正常であれば特に指摘はありませんが、血圧が上昇している場合は注意が必要です。
高血圧は本人は特に自覚を感じていないこともありますが、血圧が高い状態を放置していると動脈硬化や心臓疾患、脳卒中などの病気に発展する可能性もあります。
まずは食事の改善など生活指導が行われ、改善が得られない場合は降圧剤が処方されることもあります。
心電図検査
心臓は体の中でも特に大切な臓器ですが、心電図検査は心臓機能の確認や心臓病の有無を知る大切な検査です。
心電図の波形に異常が見られた場合は狭心症や心筋梗塞、心不全などの病気になっている可能性があり、引き続き精密な検査が行われます。
要精密検査と判断された場合は、早めに医療機関で本格的な検査を受けましょう。