整形外科の患者さんによく見られる症状とは?

変形性関節症

関節にある軟骨の形が変わってしまい、摩耗が起きてしまう病気です。また、関節の周りにある滑膜に炎症が起きて、関節の痛みや違和感、腫脹といったものを感じます。特に関節を動かした際に伴う痛みが特徴です。
軟骨がなくなってくると、ある一定の荷重による刺激で激しい痛みを生じ、次第に悪化していきます。そして、関節の動かしはじめの動きにくさもどんどん目立つようになってきてしまいます。
こうした、整形外科の患者さんによく見られる変形性関節症は、先天性的な要因や関節の使い過ぎ、体重による負荷、外傷がきっかけとなって起こる場合がほとんどです。
適度な運動や肥満改善、ストレッチ、関節周りの筋力アップなどがその予防となります。

腰部脊柱管狭窄症

脊髄が通る穴が背骨にはありますが、脊柱管狭窄症はこの穴がとても狭くできていることで脊髄を圧迫してしまい、腰痛や脚のしびれを引き起こしてしまいます。
この病気は、背筋を張って立ったり、歩いたりしていると、太もも、ひざ下あたりなどから痛みやしびれが出てきます。ですが、多少前傾姿勢になったり、イスに座ったりすると、痛みもしびれもおさまってきます。
腰部脊柱管狭窄症は50代以上に多く見られ、椎間板がとび出てしまったり、骨や靭帯といった箇所の肥厚などが原因になって起きてしまいます。
治療には脊髄にある神経の血の巡りをよくする薬が効果的で、コルセットを使ったり、リハビリなども行ない治していきます。

関節リウマチ

関節リウマチは関節が変形してしまい、腫れや痛みが生じてしまう病気です。大半が手足の関節に引き起こされますが、肩や膝といった部位にある関節にも起こりやすく、中には内臓に発症してしまうケースもあります。
整形外科では関節リウマチの診断の際に用いる検査として、血液検査や手足のX線検査などを行なっています。また、X線検査でよくわからない場合は、MRIやエコー検査を行なう場合もあります。
関節リウマチは基本的に抗リウマチ薬の投与を行ないますが、症状が重い場合は手術を行なう場合もあります。

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ロコモティブシンドローム

整形外科の患者さんのよく見られる症状として挙げられるのが、運動器症候群ことロコモティブシンドロームで、加齢により、立ち座りや歩行が困難になってしまう状態のことを指します。この病気は運動不足や高齢化によって、足腰の筋力が弱まり、バランスが悪くなることによって起こります。

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