歯医者の受診に予約は必要？予約のメリット・デメリットも解説
歯医者は予約なしでも受診可能なのか
歯医者の中には急患に対応しているところもあれば、完全予約制にしているところもあります。完全予約制の場合、予約していない患者は緊急時を除いて基本的に受け入れていないことが多いです。これは、予約した患者さんを待たせないための措置になります。
一方、急患に対応している歯医者の場合、予約の入っていない時間帯なら問題なく対応してくれることがほとんどです。それでも予約している人が優先となるので、長い時間待たされる可能性があります。治療も応急措置の形になり、本格的な治療は次回以降となるケースも多いです。そのため、スムーズに治療を受けたい方は急患に対応していても、事前の予約が好ましいと言えます。
歯医者で予約制を採用する理由
歯医者で予約が導入されている大きな理由は、患者の待ち時間を減らせることです。抜歯、虫歯治療、クリーニングなど目的は患者ごとに異なり、医師は症状や治療の希望を確認した上で治療を行わなければなりません。1回の治療時間も人によって変わってくるので、1人でも多くの人を効率よく治療するためにも予約が設けられています。
特に初心はカウンセリングから始まり、治療には患者の承認が必要となるので、十分に考えられる時間を与える必要があります。予約制でないと時間が押し、後の人の治療に遅れが出る可能性があり、それは避けなければ信用問題となってしまうでしょう。
また、治療が大掛かりな物になると検査や治療計画、治療自体にも長い時間を要するものがあります。こうした治療の時間を確保する意味でも予約制がとられています。
予約のメリット、デメリット
歯医者を予約するメリットとして待ち時間が少ないことと、事前に症状などを伝えられることです。受付時間が決まっているので待ち時間を減らすことができ、スケジュールに合わせて治療が行えます。事前に心配ごとや症状も伝えられるので、ある程度医師も治療計画を立てられ、スムーズな治療に進めることが可能です。
デメリットは時間が不規則な人には向かないということと、キャンセル料がかかってしまう場合があることです。予約はある程度時間に制約ができてしまうので、仕事の時間が不規則だったり、スケジュールが定まっていなかったりすると予約がとりにくいです。
また、当日もしも行けなくなった場合はキャンセルが必要で、その場合はキャンセル料の支払いを求められるケースもあります。キャンセル料を回避したい場合は、分かった時点で早めに連絡し、変更するようにしましょう。