産婦人科で行われている治療
産科
医療機関では様々な科が存在しますが、女性がよく利用している科に産婦人科があげられます。
妊娠や出産の際にはもちろん、女性特有の病気の検査や治療など幅広く対応しています。
妊娠や出産の際は特に産婦人科選びは重要となりますので慎重に選んでいきましょう。
家から近いと安心感がありますが、安易に選んでしまわずにそれぞれの医療機関の特徴は良く調べておきたいところです。
総合病院は医療設備が整っていることが魅力ですが、待ち時間は長くなる傾向にあります。
総合病院や大学病院はリスクの高い出産にもしっかり対応できるのもメリットと言えるでしょう。
個人の参院やクリニックはよりアットホームな雰囲気がありますが、分娩のスタイルはクリニックごとに違いがありますので、それぞれの特徴を調べておきたいところです。
緊急時の対応は大きな病気になることも多くなっています。
女性ならではの病気の治療
産婦人科は妊娠や出産に対応していることはもちろん、女性特有の病気の治療も得意としています。
卵巣や子宮のトラブルで訪れる人も多くなっていますが、より正確な診断をするためには生理の状況や基礎体温をメモしておくこともおすすめです。
生理中は正しい診断ができないこともありますので、生理中はなるべく控えておきたいところです。
診察では内診が行われることも多くなっていますのでフレアスカートなどで来院しておくと安心です。
婦人科で多く治療されている病気としては子宮筋腫や子宮内膜症、月経困難症や更年期障害などがあげられます。
ピルの処方も行われます
産婦人科に通う目的としては、ピルの処方ということもあげられます。
望まない妊娠を避けるためには避妊具を付けるなどの対策が必要ですが、それでも万全とは言えませんし、男性側が避妊に協力的でないことも少なくありません。
そんな場合も女性側が低用量ピルを飲んでいるとかなりの確率で妊娠を防ぐことができます。
低用量ピルは正しく飲むことが大事ですので、服用方法はしっかりと理解しておきましょう。
飲み忘れた場合の対処法も確認しておくとより安心です。
時には低用量ピルを飲み忘れる、性被害に遭うなどで避妊の対策ができない場合もあります。
そんな場合も緊急避妊用のピルで対応できる可能性がありますので、避妊に失敗してしまった場合は早めに医療機関に相談しましょう。
できるだけ早く薬を飲むことが大事ですので、対応は迅速に行いたいところです。